12/19(水) EA運用結果(+44.9pips +9,584円)

昨日は何と言ってもFOMC
事前に言われていた通り、利上げ実施。
また、これも事前に言われていた通り、利上げの減速もドットチャートで示された。
が、事前の期待、思惑ほどはハト派ではなく、直後の反応はドル買戻し。
米株は売られた。
米10年債金利も大きく低下。

 

そういえば、イタリアの予算案をEUが承認してるな。


FOMC声明は
労働市場が引き締まり続け、経済活動が力強い速度で拡大している」
「雇用の伸びは概してここ数カ月堅調で、失業率は低いまま」
「家計支出は引き続き力強く伸びたが、企業の設備投資の伸びは今年早い時期の急速なペースから緩やかになった」
「前年同月比で見ると、全体のインフレ率と食品やエネルギー以外のインフレ率はともに2%付近にとどまっている」
「長期的なインフレ期待の指標は、総じてあまり変わっていない」
「法律上与えられた責務に従って、雇用最大化と物価安定の促進を目指す」
「さらなる緩やかなFF金利の目標誘導レンジの引き上げが、経済活動の持続的な拡大、力強い労働市場の状況、中期的に委員会の対称的な目標である2%に近いインフレ率と整合すると判断」
「経済見通しへのリスクはおおむね均衡しているとみられるが、引き続き世界経済および金融市場の動向を監視し、経済見通しへの影響を評価する」
FF金利の目標誘導レンジの将来的な調整の時期と規模を決めるに当たり、委員会は最大雇用の目標と対称的な2%のインフレ目標との比較で経済状況の実績と見通しを評価する」
「この評価は、労働市場の状況に関する指標、インフレ圧力やインフレ期待の指標、金融動向や国際情勢の解釈を含む幅広い情報を考慮する」
「政策を全会一致で決定」


パウエル会見の内容は
「経済は引き続き好調」
「9月以降経済に一定の逆風」
「インフレは年末時点で予想より若干弱い」
「海外の成長鈍化や金融の変動など経済軟化の兆候がみられる」
「大半のメンバーは経済が来年順調と予想」
「目標をやや下回っているインフレ指標でFRBは忍耐強い対応が求められる」
「金融政策による経済の押し上げ効果は来年一層小幅にとどまる見込み」
「海外の成長鈍化や金融状況の逼迫などが、FRBのインフレ予想を小幅引き下げの根拠に」
金利の道筋めぐり、かなりの不透明感がある」
金利FRB中立水準の予想レンジ下限に達した」
「政治的懸念は金融政策を巡る討議や決定に全く影響しない」
FRBが適切とみなす行動を阻止できるものはない」
「バランスシートの圧縮は粛々と行う」

 

今後の利上げの見通しは
2019年:3回 ⇒ 2回
2020年:1回

 

GDPの見通しは2019年を下方修正したが、長期は上昇修正した。

 


10月上旬はまだまだ利上げやるのスタンス⇒11月下旬はもう中立金利に近いのスタンス(利上げ打ち止めをほのめかしたと受け取られた)⇒今回ドットチャートは下方修正したけど会見では強気の姿勢。

トランプが余計なプレッシャーかけたりで大変なんだろうけど、それにしてもコロコロ変わる印象というか、誤解を与えやすいというか・・・。

 


ドル円は前日までの下落の流れが継続して、FOMCまではジリジリと値を下げる展開で112.10付近まで下げた。
が、FOMC直後に反発し112.50付近まで上昇してパウエル議長会見に突入。
会見では意外な強気姿勢で、112.60付近まで上げる場面もあったが、会見中に反落して全戻しとなった。
この全戻ししてる間、ユーロドルが戻したわけじゃないから、米株が大幅安になった影響のような気がする。
全戻しした後は再度上昇した。

 

ユーロドルはドル円とは逆の動き。
前日までの上昇の流れがFOMCまで継続し、重かった1.14を上抜け、1.1440まで上昇した。
が、FOMCを受けて急反落し、1.1380まで値を下げた。
そこから少しだけ戻し、1.1395付近でパウエル議長会見に突入。

ドル円が一時全戻しする間も、ユーロドルにはそういった動きはなく、ドルが強いままで、その後下値を拡大した。

 

 ポンドルは上下に行ってこいを繰り返す展開で、方向感がないまま。

 

 

EAは停止中で、少しだけ裁量をやっただけ。

結果はプラス。


EA別には

EA 通貨ペア 回数 pips 損益
裁量 gbpusd 3 44.9 9,584
合計   3 44.9 9,584

※EAは止めてたから裁量のみ

 

 

さて、今日はFOMCを通過して、どう反応するか。
市場が予想(期待?)してたよりもタカ派な内容をどんな風に消化するか。
今日は日銀もあるけど、材料になるのかな。

 


ドル円は、日足で見ると12月安値を更新して11月中旬以降の安値切り下げが継続したけど、長い下ヒゲで実体の小さい陰線。
日足の雲ギリギリ戻れず。
MACDはマイナス圏でデッドクロス中。
週足では、まだ転換線の下のままでMACDはプラス圏でデッドクロス中。

 

ユーロドルは、日足で見ると12/10高値に迫る所まで上昇したけど、長い上ヒゲの陽線。
一時は日足の雲に入ったけど、再度振り落とされギリギリで雲の中には入れず。
MACDはマイナス圏でゴールデンクロス中。
週足では、まだ転換線の下のままでMACDはマイナス圏でギリギリでゴールデンクロス