2018年6月 EA運用結果(+258.0pips +29,568円)

5月から証拠金100万円で本格的にEA運用を開始して、丸2ヶ月が過ぎました。

初月の5月はとても良い結果が出せたと思っていますが、残念ながら6月はとても厳しい結果に終わりました。

 

 

EA別には

利大損小百花繚乱EURUSD 13 187 99,237
俺の一目 15 134.8 38,244
Estoc GBPUSD M15 16 143.9 32,023
MLS 43 365.9 18,893
オンリーワン 26 54.5 14,524
一本勝ち 22 49.9 14,261
EA_final_max_5pair 7 48.7 11,979
Spiral_M1AUDCAD 44 44.8 727
1 -5.9 -1,180
トワイライト 22 -7.8 -4,291
Forex_SnowLeopard_EURUSD 13 -27.1 -5,869
InstaFX 28 38.9 -17,291
スキャルピングドラゴン 62 -41.6 -19,167
ANGEL PREMIUM RICH 37 -79.3 -19,365
Forex_SnowLeopard_USDJPY 18 -211.1 -42,128
Artemis_USDJPY 24 -232.7 -44,791
オンリーワン(ユーロドル) 22 -204.9 -46,238
合計 413 258 29,568

です。

 

5月に出た利益を証拠金に上乗せして、6月の月利は2.5%に留まってしまいました。

まぁ後半の散々ぶりを見ると、マイナスじゃなくて良かったという感じもしますが。

 

 

6月の展開としては、

・1週目 ・・・ 好調なスタート

・2週目 ・・・ 大型イベントにリスクを落とさず臨んで撃沈

        (ちょっとイベントを甘く見てましたね)

・3週目 ・・・ トランプ砲に振り回されながらも、なんとか反撃

・4週目 ・・・ トランプ砲、トゥスク砲により撃沈

という流れで、1週目の利益を削っていく形になってしまいました。

 

 

2週目の米朝会談、FOMC、ECBといった大型イベントに関しては、自分自身、このブログでも警戒しなければと言っておきながら、なんとかなるだろうと根拠のない自信で通常運転してしまったのは、お粗末でしたね。

EAを止めてしまうでもいいし、Lotを落としておくでもいいので、自分自身で言っていた警戒を怠らなければ避けられる損失でしたから。

 

 

3週目からは米中の通商問題が再燃し、トランプ砲連発で、テクニカルのみで動くEAには、非常にやり辛い状況に置かれました。

なにせ要人発言の威力は、それまでの相場の流れを一変させてしまいますから、EAにしろ裁量にしろ、テクニカル分析は無力です。

では、通商問題が再燃したっぽいから沈静化するまでEAを止めてしまうのかというと、それもありなのかも知れませんが、そうもいきません。

いつ要人発言が出るのか予期できないのと同じく、通商問題がいつ沈静化するのかは分かりませんからね。

トランプが大統領になって不規則に発言してくること自体は、みんな分かっていることですが、ではトランプの在任期間中はEAを運用しないのかというと、それは正解ではない気がします。

基本的にEAは過去10年くらいのバックテストを公開したうえで販売されていて、その間には大きな○○ショックやら要人発言なんかも含まれていて、それでも良い結果が出ているから購入に至ったわけで、EA運用で利益を出していこうという僕からすれば機会損失になってしまいますからね。

 

 

ただ、予め予定されているイベント(要人発言含む)に関しては、事前にリスクを落とすというマネジメントができるので、それができてなかった2週目は痛恨ですね。

(予期せぬ要人発言連発は、もちろん勘弁して欲しいところではあります)

 

 

では、どう対処していくのかですが、運用者それぞれの考えがあると思います。

 

僕の場合は、それぞれのEAの成績を確認してLotを調整する(または休止する)や、通貨ペアの分散といった感じでしょうか。

 

そういう観点で、現在運用中のEAはドル円とユーロドルに偏っているので、手を加えなければならないかなと感じています。

(ただ、ドルが絡まないペアのEAって少ないんですよね・・・)

 

という訳で、成績によるLot調整というのが現実的なところですね。

ちょこちょことLotをいじるのは、大Lotで負けて、小Lotで勝つという残念な結果を招く可能性があるので難しいところですけどね。

 

 

それでは、EA別に見ていきます。

 

利大損小百花繚乱EURUSDは強いですね。

稼働させてるEAの中では、少しLotを大きめにしていたりもするんですが、好調を維持しています。

あと、言い方が難しいですが、余計なところでエントリーしないという印象ですね。

今月に関しては、これだけ稼働させてる方が利益が大きかったと思うと、他のEAの苦戦ぶりが分かりますね。

 

利大損小百花繚乱EURUSD
10年間の1ロット運用で2,400万円の利益 PF2.50超 期待利得10,000円超 利大損小 単一ポジションの正攻法EA
10年間の1ロット運用で2,400万円の利益 PF2.50超 期待利得10,000円超 利大損小 単一ポジションの正攻法EA?|?fx-on.com

 

俺の一目も強さを発揮してくれました。

たぶん公式フォワードよりも好成績になってる筈です。

ちょっとトレールが遅い印象で、その分ハマれば利を伸ばしてくれるんですが、建値決済も多い気がします。

それはそれで利大損小になるわけで良いんですけど、利食いが上手くないとも言えるかも知れません。

僕の場合は、裁量でトレールしていったので、今は公式フォワードより好成績になってると思います。

大きな利益を逃す可能性もあるので一長一短ですね。

 

俺の一目
損小利大で辛抱強いトレーリングストップで一攫千金を狙える。スキャルピング系のEAが多いポーフォリオには不可欠の一品
損小利大で辛抱強いトレーリングストップで一攫千金を狙える。スキャルピング系のEAが多いポーフォリオには不可欠の一品?|?fx-on.com

 

Estocも、強いですね。

僕が裁量を入れてなかったら、もっと好成績でした・・・。

朝スキャの部類のEAですが、ポジション保有時間が長い(要するに逆行する)ことがちょいちょいあり、ちょっとハラハラすることもありますが、結果は非常に良好です。

 

Estoc GBPUSD M15
高勝率、低ドローダウンのGBPUSDスキャル!
高勝率、低ドローダウンのGBPUSDスキャル!?|?fx-on.com

 

MLSも強いです。

6/29のトゥスクのせいで利益を減らしてしまいましたが、それでもトータルでは、なかなかのプラスです。

兄弟のT2も好調のようなので、運用通貨ペアを増やす意味でも購入を検討してみます。

分割決済を前提にしたロジックでLot調整に注意が必要ですが。

 

MultiLogicShot_EA
複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA
複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA?|?fx-on.com

MultiLogicShot_T2
MultiLogicShot_EAの別通貨(EURJPY・GBPJPY・AUDUSD)バージョン
MultiLogicShot_EAの別通貨(EURJPY・GBPJPY・AUDUSD)バージョン?|?fx-on.com

 

オンリーワンは、ドル円とユーロドルで明暗が分かれました。

ユーロドルは3週目の要人発言連発に飲み込まれてしまう結果になりました。

まぁ、これは仕方ないですね。

これをもってダメとは判断できません。

実績のあるEAですしね。

7月からの反撃に期待です。

 

 

一本勝ちは貫禄の安定ぶりです。

負けもちょこっとあるんですが、トレールが上手く効いてくれて、利大損小を実現してくれています。

オンリーワンより、トレールするのが早い印象で、それが良い結果になっている気がします。

ただ、オンリーワンの方がしっかり利を伸ばす印象もありますね。

 

 

5pairは、取引頻度が少なかったので、頻度の高いEAを採用するに伴って休止させていましたが、6月後半からの再稼働組です。

(他の再稼働組はトワイライト)

要人発言連発の相場環境の中、大健闘と言っていいと思います。

 

 

Spiralは、どうも公式フォワードのとおりになってくれません。

公式フォワードは、外為ファイネストのデモ口座なので、ブローカーが違うせいなのかなぁ。

でも、同じOANDA東京サーバーを使ってるブロガーさんのところを見てみると、僕よりも好成績なんですよねぇ。

1分足で動いているので、環境差が出やすいのかも知れません。

そういう意味では、7月からVPSのプランを上げて、VPSに余裕を持たせたので、環境差は小さくなるかもしれません。

僕のところではイマイチですが、他ではしっかり好成績を出しているようなので、もう少し様子見してみます。

 

 

トワイライトは、再稼働組ですが、トゥスクにやられる前はしっかりプラスだったんですよね。

トレンドフィルターをONにして取引頻度は下がりましたが、勝率は高かったんですが、要人発言の前では歯が立ちませんでした。

取引頻度が多くないので、マイナスを取り返すのに時間がかかるかも知れませんが、欲張ってLotをあげることはせず、現状維持で様子見してみます。

 

 

雪豹兄弟は残念ですね。

6月3週目後半に、値上げ前に滑り込みで購入したんですが、タイミングが悪かったですかねぇ。

短い稼働期間にも関わらず、大きくマイナスを出してしまいました。

ただバックテストでも、これくらいのDDはあるので、まだダメと判断するには早いですね。

バージョンアップで決済ロジックが修正されたそうなので、Lotを落として様子見してみます。

 

 

InstaFXは、6月前半が絶不調でした。

そこで、いったんLotを落として様子見してたんですが、不調期を抜けてきた感があります。

すでに少しLotを戻しましたが、もう元に戻してもいいかも知れませんね。

 

 

スキャルピングドラゴンは、不調でしたね。

4週目にはプラスを出してくれたんですが、1~3週目のマイナスを埋めることはできませんでした。

 

 

AngelPremiumRichとArtemisは、すでに運用を休止しました。

なかなかの惨敗ぶりで、最近の微妙な値幅のレンジ相場にあっていないと判断しました。

エントリーレベル、ウェーブレベルといったパラメーターを調整することで対処できるかも知れませんが、その最適解を出すのは僕には困難なので。

ただ、優秀なEAだとも思っているので、公式フォワードの成績をモニタリングして、再稼働のタイミングを窺う感じです。

 

 

細かなLot調整は、これからもう少し考えてみますが、7月は良い結果を出したいと思います。

(要人の不意打ち発言、収まってくれないかなぁ)