5/13(月) EA運用結果(+1.8pips +982円)
先週末行われた米中貿易協議は決裂だったということか。
開催前に追加関税第3弾の税率引き上げを実施して圧力をかけたが、中国側が簡単には折れなかったという感じなんだろうか。
トランプは協議終了して間もなく第4弾の検討に入ることで更なる圧力をかける格好となった。
この第4弾報道を受けて、今週もドル円、クロス円は下に窓を開けてスタート。
どうしても窓を開けると窓埋めを意識してしまうんだけど、窓埋め圧力は弱く、窓を埋められないまま東京時間が過ぎ、欧州時間が始まると円買い圧力の方が強く、ドル円、クロス円は徐々に下落していく展開。
そしてNY時間序盤に中国からアメリカに対する報復関税発表のヘッドラインが流れると円買いが加速。
ドル円は109円割れ寸前まで下落。
ユーロ円、ポンド円も大きく下落。
中国絡みということで豪ドルも売られ、豪ドル円は76円割れまで下落した。
米株も米10年債金利も下落。
米株の下落を受けてVIX指数も大きく上昇した。
EAに関しては、窓開けを受けて様子見とし、Beatriceのみの稼働とした。
NY時間に入ったら様子を見て通常運転にしようと考えていたが、中国の報復関税が報じられて荒れていたので様子見を継続。
ロンフィクを通過してやや落ち着いてきたので、一部を除いて、デイ、スキャル系も稼働を開始させた。
で結果はプラス。
と言ってもほぼゼロ。
EA別
EA | 通貨ペア | 回数 | pips | 損益 |
Beatrice DELTA2 | eurusd | 1 | 1.8 | 982 |
総計 | 1 | 1.8 | 982 |
・Beatrice DELTA2
中国の報復関税が報じられたタイミングで円が買われたが、ドルもそれなりに売られて、ユーロドルは上昇した。
この上昇でトレールが発動したんだが、ロンフィク通過後に全戻しで、結局は微益に終わってしまった。
今日は大きな指標もイベントもないが、米中貿易摩擦のヘッドライン次第になるんだろう。
昨日の今日で、突然解決することもないんだろうが、何かヘッドラインが流れてもおかしくない。
モーサテで言ってたけど、中国側の報復関税の日程はよく考えられてるらしい。
アメリカが第3弾関税の引き上げを行ったのは5/10。
つまり5/10以降に中国を出発したものから高い関税がかかるわけだが、船便だとアメリカまで3週間ほどかかる。
なので高い関税が課税される中国製品がアメリカに到着するのは6月から。
それに合わせて中国側の関税引き上げも6月から。
という事で、6/1までに米中協議が大きな進展を見せる可能性もある、ということらしい。
進展とは合意する方向なわけだから、もし合意すれば、今のリスクオフが急速に巻き戻されることがあるという事は頭に入れておこうと思う。
とりあえずは、アメリカの第4弾検討、中国の報復関税と、一旦は出揃ったのでグイグイとリスクオフが進むというよりは、大きく下げた反動というか調整がありそうな気もするが・・・。
EAが巻き込まれなければいいんだけど。
目先は、VIXが高いし、大きく動いた直後なので朝スキャEAの稼働は見送り。
今日の様子を見て朝スキャの稼働は考えようと思う。
そう言えば、日経は例話に入って陰線続きだけど、いつになったら陽線が出るんだろうな・・・。